未経験Webライターで月5万円は可能?主婦が目指す7ステップ

子育てをしながら在宅でWebライターの仕事をする主婦 Webライター

「家事や育児に追われながらも、自分のペースで少しずつ収入を増やしたい……」

そう思っても、こんな不安が浮かびますよね。

  • 本当に未経験でできるの?
  • 文章力に自信がない
  • 途中で挫折しないだろうか

その気持ち、よくわかります。はじめの一歩を踏み出す前は、誰でも不安があるものです。

この記事では、月5万円に必要な記事数と作業時間を数字で分解し、未経験から進める7つのステップを順番にまとめました。

読み終えるころには、月5万円を目指すために必要な作業量の目安と、最初に取り組むことが見えてくるはずです。

この記事のポイント

  • ランサーズ公式の手数料16.5%で、必要な記事数を試算
  • 職歴や暮らしの経験を、書けるテーマとして整理する
  • 準備から単価アップまで、7ステップの順に進める

Webライターで月5万円は本当に可能?作業時間と報酬で計算

在宅ワークの収入計画イメージ

条件を決めたモデルケースで計算すると、月5万円は届く数字です。ただし手数料を引いた受取額で考えると、必要な記事数は少し増えます。

月5万円に必要な記事数と作業時間(モデルケース)

ここでの試算は、条件を決めて計算したモデルケースです。実際の収入や作業時間は、案件の単価や内容、書くスピードによって変わります。

試算の条件は次のとおりです。

  • 文字単価1円
  • 1記事3,000文字(1記事の報酬3,000円)
  • 1記事にかかる時間は3時間
  • 記事の報酬や契約金額は税抜で表示(契約時に消費税10%を加算する場合を想定)

この条件だと、17本書けば報酬は合計51,000円です。

ただし、クラウドソーシングサイトでは報酬からシステム手数料が差し引かれます。たとえばランサーズの場合、受注者の手数料は契約金額(税込)の16.5%です。

(出典:ランサーズ ヘルプ「システム手数料の詳細を教えてください」)

ランサーズのヘルプでは、受け取りたい金額から契約金額を逆算できる金額計算ツールも案内されています。(出典:ランサーズ ヘルプ「上手に金額交渉するコツを教えてください」)

手数料の率はサイトごとに異なるので、登録したサイトのヘルプで確認しておきましょう。

月5万円達成に必要な作業量

項目契約金額(税抜)で5万円を目指す場合手数料控除後の受取額で5万円を目指す場合(ランサーズの例)
必要な記事数17本19本
契約金額(税抜)51,000円57,000円
契約金額(税込)56,100円62,700円
手数料控除後の受取額46,843円52,354円
月の執筆時間51時間57時間
1日の執筆時間(30日で割った場合)約1.7時間約1.9時間
1日の執筆時間(平日20日で割った場合)約2.6時間約2.9時間

右の列の計算は次のとおりです。18本では受取額が49,599円となり5万円に届かないため、19本で計算しています。

項目金額
契約金額(税抜)57,000円
消費税10%5,700円
契約金額(税込)62,700円
システム手数料(税込の契約金額の16.5%)−10,345.5円
手数料控除後の受取額52,354.5円

この試算は、契約金額に消費税10%を加えることが前提です。

消費税を別途加算しない案件では、受取額はこの表より少なくなります。

また、受取額には消費税分も含まれています。

上の表では1円未満を切り捨てて表示していますが、実際の手数料の端数処理は各プラットフォームの計算方法に従います。

※この試算は、システム手数料のみを差し引いたものです。

報酬を受け取るときの振込手数料や税金などは含みません。

たとえばクラウドワークスの利用規約では、ワーカーへの振込手数料はワーカーの負担と定められています。(出典:クラウドワークス利用規約)

受取額がそのまま最終的な利益になるわけではない点にも注意してください。

このモデルケースでは、1記事を3時間で完成できる場合、月19本の執筆に約57時間必要です。

ただし、実際には案件探しや提案文の作成、クライアントとの連絡、修正対応などにも時間がかかります。

特に未経験のうちは、リサーチや記事構成に時間がかかることもあるため、1日約2時間という数字はあくまで計算上の目安です。

まずは自分が1記事を書くのにどれくらい時間がかかるのかを把握し、無理のない作業計画を立てましょう。

単価が1円より低い、1記事に3時間以上かかるといった場合は、必要な本数や時間はこの表より増えます。

収入は「記事数×単価」で伸びる

Webライターの収入を伸ばす方法は、記事数を増やすことだけではありません。文字単価を上げる方法もあります。

実績を積んでクライアントから信頼を得ると、文字単価が上がっていくケースがあります。上がる幅や速さは、案件やクライアントによって違います。

記事数は使える時間に上限がありますが、単価は交渉や案件選びで変えられます。具体的な進め方は、7ステップの「ステップ6」でお伝えします。


未経験からでもWebライターを始められる理由

Webライターは、パソコンとネット環境があれば始められ、資格も必要ありません。暮らしや仕事の経験が、そのまま書くテーマになります。

初期費用がほとんどかからない

Webライターは在宅ワークの中でも、初期費用をほとんどかけずに始められる仕事です。

ハンドメイド販売なら材料を仕入れる必要があり、物販なら在庫を抱えるリスクがあります。

一方でWebライターは、パソコンとインターネット環境があれば始められます。すでに自宅にパソコンがあれば、追加の費用はほとんどかかりません。

「まず副業として試してみたい」「家計に負担をかけずに始めたい」という人にとって、取り組みやすい選択肢のひとつです。

資格がなくても始められる

Webライターになるために、国家資格は必要ありません。クラウドソーシングサイトでは、「初心者歓迎」「未経験OK」と書かれた案件が見つかることもあります。

求められるのは、情報を調べて整理し、読者にわかりやすく伝える力です。

文章力やSEOの知識はあるに越したことはありませんが、最初から完璧である必要はありません。

「完璧に書けるようになってから」と思っていると、なかなか一歩を踏み出せないですよね。記事を書きながら、少しずつ身につけていけば大丈夫です。

暮らしや仕事の経験がそのまま書くテーマになる

子育ての悩みを乗り越えた経験、家計を管理してきた知恵、仕事と家事を両立させてきた工夫。こうした日々の経験は、誰かの悩みを解決する記事の題材になります。

これまでの職歴も同じです。自分の強みの整理のしかたは、ステップ2で紹介します。

「特別な知識がないから書けない」と感じる必要はありません。あなたが当たり前だと思っていることも、読者にとっては役立つ情報になります。


Webライターで月5万円を目指す7ステップ|初心者向けロードマップ

Webライターで月5万円を目指す7ステップのロードマップ

準備、テーマ整理、実績づくり、応募、継続、単価交渉、効率化の順に進めると、未経験からでも迷わず進められます。

やみくもに案件を探すより、順番を決めて進めたほうが遠回りになりません。ここからは7つのステップを順に紹介します。

ステップ1:準備を整える(環境づくり)

まずは基本的な環境を整えます。必要なのは次の3つです。

  • パソコン
  • インターネット環境
  • クラウドソーシングサイト(クラウドワークス、ランサーズなど)への登録

アカウントを作ったら、まずは案件を眺めてみましょう。どんな仕事があるのかを知るだけでも、イメージが具体的になります。

執筆にはGoogleドキュメント、簡単な画像編集にはCanvaなど、無料で使えるツールが便利です。

最初から使いこなす必要はありませんが、基本操作に慣れておくとスムーズです。

ステップ2:書けるテーマを整理する

プロフィールでは、執筆できるテーマを具体的に伝えましょう。未経験のうちは、スキルだけでなく、人柄やこれまでの経験、仕事への姿勢も見られます。

自分の経験を書き出してみてください。強みは「特別さ」ではなく「具体性」です。

たとえば「子育て経験がある」よりも、「3歳と5歳の子を育てながら、食費を月3万円以内に抑えている」のように書くと、クライアントに強みが伝わりやすくなります。

職歴も、具体的に書き出すと強みになります。たとえば私は30代のころ医療事務として働き、受付とレセプト(診療報酬の請求)を担当していました。

これを書き出すと、「医療事務の仕事」や「医療機関の受付まわり」のテーマなら、実務を知っている立場で書けると整理できます。

【プロフィール例文】

家事や育児と両立しながら、Webライターとして活動しています。読者に寄り添ったわかりやすい文章を心がけ、丁寧な対応と納期厳守を大切にしています。

ステップ3:実績記事を作る

「実績がないから応募できない」と感じるなら、自分で実績を作るのが近道です。noteやブログに記事を書いてみましょう。

最初の記事は時間がかかるかもしれません。見出しの付け方や文章の流れに悩むこともあるでしょう。その試行錯誤は、次の記事に生かせます。

書くときは、読者の悩みに答える構成を意識してください。公開した記事は、提案文にポートフォリオとして載せられます。

ステップ4:案件に応募する

実績ができたら、案件に応募します。最初は体験談・暮らし・子育てなど、自分が書きやすいジャンルから始めるのがおすすめです。

不採用が続くこともあります。何件か落ちても、そこで終わりではありません。不採用が続くときは、提案文の書き方を少しずつ見直してみましょう。

【提案文テンプレート】

はじめまして。○○と申します。家事・育児と両立しながら活動するWebライターです。

今回の募集を拝見し、○○(自分の経験や関心)を生かして、○○(案件のテーマ)の記事でお役に立てると考え、応募いたしました。

これまでに書いた記事はこちらです。(ポートフォリオのURL)

読者に寄り添ったわかりやすい文章と、丁寧なコミュニケーションを心がけております。納期を厳守し、最後まで誠実に対応いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○○の部分は、応募する案件ごとに書き換えましょう。案件のテーマと自分の経験のつながりを一言添えると、クライアントに応募の理由が伝わりやすくなります。

ステップ5:信頼を積んで継続案件につなげる

クライアントとの信頼関係は、最初の案件から少しずつ築いていくものです。

単発の仕事でも丁寧に取り組み、継続の依頼につなげることを意識しましょう。

必ず継続になるとは限りませんが、継続の仕事が増えると、毎回応募しなくても仕事が入るため、収入が安定しやすくなります。

信頼を得るために意識したいのは、次の3つです。

  • 納期を守る
  • 丁寧に返信する
  • 修正依頼に誠実に対応する

特別なことではありませんが、この基本を続けることが信頼につながります。

納品後には、「今回もありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。」とお礼の一言を添えてみましょう。

ステップ6:文字単価アップを目指す

継続して依頼をもらっているクライアントには、単価の相談を検討してみましょう。

目安は、同じクライアントに何本か納品し、修正の少ない記事を出せるようになったころです。

交渉の前に押さえておきたいのは、次の2つです。

  • どの金額の話かをはっきりさせる:ランサーズのヘルプでは、「契約金額」を基準にし、税込か税抜かを明確にして伝えることがすすめられています。
  • 「報酬」とだけ書くと、手取りなのか契約金額なのかで認識がずれやすいためです。(出典:ランサーズ ヘルプ「上手に金額交渉するコツを教えてください」)
  • 根拠を具体的に伝える:これまでの納品本数や、対応してきた内容(修正対応、構成作成など)を添えると、単価アップをお願いする理由が伝わりやすくなります。

交渉は断られることもあります。その場合も、これまでのお礼を伝えて関係を保ちましょう。

並行して、今より単価の高い新しい案件に応募するのも、単価を上げる方法のひとつです。

【単価交渉文テンプレート】

いつも継続してご依頼いただき、ありがとうございます。

これまで○本の記事を納品し、ご指定の修正にも対応してまいりました。

今後の契約金額について、現在の文字単価1円(税抜)から1.2円(税抜)への変更をご検討いただけないでしょうか。

引き続き、丁寧な執筆と納期厳守を心がけてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

ステップ7:作業効率を上げる

記事を書くことに少し慣れてきたら、効率化も意識しましょう。

作業時間を短縮できれば、同じ時間でより多くの記事に取り組めるようになります。家事や育児との両立もしやすくなるでしょう。

効率化の方法には、次のようなものがあります。

  • Googleドキュメントでテンプレートを使う
  • AIツールを補助として使う
  • 音声入力を取り入れる
  • リサーチの手順をあらかじめ決めておく

ただし、AIツールを使ってよいかどうかは案件によって異なります。使う前に募集内容や契約条件、クライアントの指示を確認し、それに従いましょう。

1記事に3時間かかっていたものが2時間になれば、同じ作業時間で書ける本数は1.5倍になります。


月5万円を達成した後に目指すこと

明るい窓辺のデスクに置かれたノートパソコンとノート、Webライターの作業環境

月5万円が安定したら、文字単価を上げることと、対応できる業務を広げることで、次の収入段階を目指せます。

文字単価が上がれば、同じ本数でも収入は増えます。たとえば文字単価が1円から1.2円になれば、3,000文字の記事は1本3,600円です。

さらに、SEO記事の構成作成やリライト、WordPressへの入稿など、対応できる業務の幅を広げれば、応募できる案件の種類が広がります。

月5万円はゴールではなく、次のステージへ進むための土台です。「自分で稼げた」という自信は、仕事への意欲や毎日の生活にも少しずつ良い変化をもたらしてくれます。


Webライターに必要なスキルと学習方法

Webライターに必要なスキルを学習するイメージ

特別な才能より、タイピング、わかりやすい文章力、リサーチ力の3つを少しずつ身につけることが近道です。学び方は、本での独学のほか、スクールも選択肢になります。

最低限身につけたい3つのスキル

タイピング

Webライターは文章を書く仕事です。入力が速くなるほど、作業時間は短くなります。最初は焦らず、自分のペースで慣れていきましょう。

わかりやすい文章力

難しい言葉を使う必要はありません。読者に伝わる文章を書くことが一番です。

構成に迷ったときは、PREP法(結論→理由→具体例→結論の再提示)を意識すると整理しやすくなります。

リサーチ力

自分の経験だけでなく、調べた情報を整理して伝える力も必要です。複数の情報源を確認し、信頼できる内容か見極める習慣をつけましょう。

おすすめの本

書籍名特徴おすすめの人
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』(唐木元 著、インプレス)文章の基礎が身につく文章力に自信がない人
『沈黙のWebライティング Webマーケッター ボーンの激闘 アップデート・エディション』(松尾茂起 著、上野高史 作画、エムディエヌコーポレーション)SEOライティングを実践的に学べるSEOも学びたい人

まずは文章の基礎を固めたい方は『新しい文章力の教室』、検索で読まれる記事の書き方まで学びたい方は『沈黙のWebライティング』がおすすめです。

Webライティングスクールの選び方

Webライターに必要な知識は、独学でも身につけられます。

一方で、「文章の書き方がわからない」「自分の書いた記事を添削してほしい」という方には、Webライティングスクールも選択肢のひとつです。

スクールでは、文章の基礎やSEOライティング、記事構成の作り方などを学べる場合があります。

ただし、学習内容やサポート体制、受講料金はスクールによって異なります。受講を検討する際は、次のポイントを確認しましょう。

  • 学習内容:文章の基礎から記事作成まで学べるか
  • 添削サポート:自分の書いた文章に具体的なアドバイスをもらえるか
  • 受講料金:入会金や教材費を含めた総額はいくらか
  • 学習期間:家事や育児と両立できるスケジュールか
  • 質問できる環境:わからないことを相談できる仕組みがあるか
  • 契約条件:解約や返金について明確に説明されているか

国民生活センターは2026年9月、副業スクールを含むビジネス講座のトラブルについて注意喚起しています。

広告や勧誘の印象だけで判断せず、契約前に講座の内容を確かめることが大切です。

また、月々の支払額だけでなく、支払う金額の総額も確認しましょう。解約条件や返金の可否についても、事前に確認しておく必要があります。

 出典:国民生活センター「ビジネス講座のトラブルにご注意」(2026年9月16日)

特に注意したいのは、スクールを受講したからといって、必ず仕事を獲得できるわけではないという点です。

「短期間で高収入を得られる」といった宣伝だけで判断せず、自分に必要な学習内容かどうかを見極めましょう。

最初から高額なスクールに申し込む必要はありません。まずは書籍や無料の学習教材を活用し、実際に記事を書いてみることから始めてもよいでしょう。

そのうえで、独学では解決できない課題が見つかったときに、スクールの利用を検討する方法もあります。

大切なのは、費用をかけることではなく、自分に合った方法で学び続けることです。


まとめ|まずは小さな一歩から始めよう

緑と花に囲まれた明るい小道を歩く女性の後ろ姿

Webライターは、家事や育児と両立しながら取り組める在宅ワークのひとつです。

月5万円を目指すには、自分が使える時間と必要な作業量を把握し、無理のないペースで進めることが大切です。

この記事のポイントは次のとおりです。

  • 文字単価1円・3,000文字・1記事3時間のモデルケースでは、手数料控除後に月5万円を受け取るには19本(月約57時間)の執筆が必要です。案件探しや修正対応の時間は含まず、手数料はサイトによって異なります。
  • 実績記事づくりから応募、継続案件、単価交渉、効率化の順に進める
  • 収入は記事数だけでなく、単価と対応できる業務の幅で伸ばせる

案件との巡り合わせや取り組み方によって、進み方には個人差があります。思うように進まない日があっても大丈夫です。完璧を目指すより、続けることを大切にしてください。

なお、Webライターの収入によっては、所得税の確定申告や住民税の申告が必要になる場合があります。

また、扶養に入っている方は、税金と社会保険で判定基準が異なるため、それぞれ確認しておきましょう。

あなたのスキマ時間が、未来の選択肢を広げていきます。まずは、今日できることから始めてみましょう。

  • クラウドワークスまたはランサーズに登録する
  • noteで記事を1本書いてみる
  • プロフィールを作成して、最初の案件に応募する

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